城ヶ島クラスは、神奈川県に位置する三浦半島の海の環境問題を考える仲間たちが集まり、より良い海を目指す思いが集まって出来たプロジェクトです。 グリーンミシュラン二つ星を獲得した手付かずの自然が残る“城ヶ島”をステージに、「海洋環境」をテーマにした子供から大人まで多くの人へ向けた特別な体験です。
命が巡る藻場の世界へ。一緒に三浦の海を育ててくれる人を募集します。
「城ヶ島クラス2025」“Circle of Life” 命の循環を感じる体験
近年問題視されている「磯焼け」—
その海の危機に対し、漁師さんたちが取り組む藻場再生の一部を、私たちも一緒に体験できる時間です。
今年は、カジメの植え付けやアオリイカの産卵床づくりに加えて、サザエの稚貝放流も実施します！
アオリイカは、藻場の生態系において重要な存在。
近年増えている植食魚「アイゴ」を食べ、カジメに産卵し卵を守ってもらう。
そのカジメを食べて成長するサザエも、藻場に生きる仲間。
“命のつながり”を感じる体験を、城ヶ島でご一緒しましょう。
【内容】
🔸カジメの植え付けチャレンジ
温暖化で減少したカジメの根をロープに挟み、海へ設置（海への投入は漁師さんが行います）
🔸アオリイカの産卵床づくり
葉付きの枝を束ねて、アオリイカが卵を産みやすい環境を陸で準備します
🔸サザエの稚貝放流
藻場で営みを続けるサザエの稚貝を、海へ放流します
日程：5月24日（土）
時間：9:30 - 13:00
場所：神奈川県三浦市城ヶ島
定員：40名 ※先着順
（集合場所や詳細はお申し込みの際にお知らせします。）
潮風を感じながら学び、手を動かし、命の循環を体感する一日。
お子様連れや、学生さん、環境に関心のある社会人の方もぜひご参加ください。
主催：FABO
協力：三和漁協 城ヶ島支所
年々深刻さを増す気候変動や海洋汚染。
今を生きるわたしたち一人ひとりに、解決に向けた具体的なアクションが求められています。
けれど、「何からはじめればいいんだろう」と足踏みしている人は多いはず。
城ヶ島クラスは、環境問題のために一歩踏み出そうとする人の背中をそっと押す教室です。
海に親しみ、海の現状を知り、海のこれからをみんなで考える場をつくろう。
そんなふうに考えて、開講の準備をすすめてきました。
そして、来たる5月27日。城ヶ島クラスのリハーサルを開催します。
海に豊かな生態系を取り戻そうと奮闘する漁師さんと交流したり、
ビーチコーミングを体験したり。
地域の食材をつかったお弁当を味わったあとは、
浜辺であつめた漂流物でキャンドルを作ります。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星を獲得した城ヶ島。
心地よい潮風が吹きぬける海辺のどこかに、あなただけの居場所を見つけてほしい。
そして波の音に癒されながら、海の未来に思いをめぐらしてほしい。
これらの経験が、より良い海のための、ちいさな一歩になる。
わたしたちはそう信じて、歩みはじめます。
今回、奇跡的に城ヶ島の磯に学校の机と椅子を設置し教室を再現することが叶いました。
次回からは「机と椅子のある風景」を胸に、形を変えて城ケ島クラスを開催していきます。
SPECIAL THANKS
石橋 さま（城ケ島 漁師さん / 講師）
大森 さま（三浦まちづくりの会/ 講師）
holly's candle さま（キャンドルアーティスト/ 講師）
三浦半島ドローン倶楽部 さま（撮影）
森川 紗名 さま（ライター）
様々な形でお手伝いしてくださった方
すきまちのメンターの方々や同期たち
諸事情によりお名前を掲載できない方々
陰で支えてくれた仲間
■リハーサル 実施後アンケート結果（回答11名）
「はい」→ どのように変化しましたか。
「はい」→ どのように変 化しましたか。イベントで印象に残っていることは何ですか。
その他、感想等ございましたらご記入ください。
アンケートへご協力頂きありがとうございました。